職場では、とにかくイイ人がお得。
 いくら仕事がバリバリ出来ても、上司や同僚から嫌われてしまっていたのでは寂しいものです。
 今回は、自分の『好感度』をアップさせて、職場ライフを充実したものにする技術について考えてみましょう。

1.自己開示のやりとりで親密度をアップ
 仕事では、初対面の人やよく知らない人とも親しくなれるコミュニケーション能力が求められます。
 そのために必要な技術が『自己開示』なのです。
 自己開示とは、自分のことを知ってもらうこと。
 
 自己開示には、自分が自己開示すると、相手も同程度の自己開示をする。
 そして、相互の自己開示が深まっていくほど、相手との関係はより親密になっていくという効果があります。

 自己開示のコツは、自分のことを話すばかりでもだめだし、相手のことをたずねてばかりでもだめ。
 相手と同レベルの自己開示を相互にやりとりしていくことで、相手に好感を持ってもらえるし、親密さも深まるのです。

 『ここは職場。戦場ナノダ!だから仕事以外の会話は必要ないのダ!』と力んでしまうことなく、日常の些細な出来事、家庭のこと。家族のことなど、無理のない範囲で自己開示をすることにより円滑にビジネスを進めたいものです。 

2.話し方で好感度をアップ
 相手と話すのが苦手・・・。こういう方は案外多いのではないでしょうか。
 私も人と話すのが苦手なのですが、できることなら好感度がアップする話し方を身につけたいものです。

 一般的には、滑舌がよく、明瞭な発音で聞きやすいテンポで、多少ジェスチャーを付けるのが好感度の高い話し方だと言われているようです。
 (私には、どうも装備されていないスキルのようです・・・。)
 このような話し方はトレーンングで徐々に身に付けるとして、即効性のある方法もありますので早速、日常の会話に取り入れてみましょう。

 その方法とは、会話の中に必ず相手の名前を入れてみる。というもの。
『私は、こう考えているのですが、○○さんは、どう思いますか?』という感じ。
 これは、私はあなたのことを意識していますよという意思表示で、こちらから好意を寄せれば、相手も好意を持ってくれる可能性が高くなるとのことです。 

 まずは、相手の名前を会話の中に積極的に入れてみる。ここから話し方の好感度アップを狙ってみましょう。

3.笑い方で好感度をアップ
 そして、好感度アップに欠かせないのが『笑顔』
 常に無表情なのでは決して好感度アップは望めません。

 好感度の高い笑い方とは、基本的には歯を見せて笑うことだそうです。
 大口を開けるのは品がないですが、白い歯がチラッと見える笑いは、相手に親近感を与えます。
 そして、私はあなたに気を許していますよという意思表示でもあります。

 爽やかな笑顔を意識して、鏡の前で、毎朝練習してみましょう。
 良い見本のイメージとしては、赤ちゃんの笑顔を思い出すのがよいようです。

4.相手との共通点を探しだそう
 距離を縮めたい相手がいたら、相手のことをできるだけ調べ、自分との共通点を探すことです。
 あなたが『私もA型なんですよ。』とか『私もラーメンが大好きなんですよ。』など共通点をあげていけばいくほど、相手はあなたを好意的に思うようになるのです。

 もし、なかなか共通点が見つからない場合は、共通点をつくる努力も必要です。
 相手が今読んでいる本と同じものを読んでみる。相手の馴染みの店に行ってみるなど、共通点をつくることはできるのです。

 共通点が増えていくたびに、あなたの好感度もみるみるアップするはずです。

5.相手と同じ趣味を持つ
 先ほどの、共通点を探すことと関係するのですが、相手と同じ趣味を持つというのも好感度アップには効果的。
 それは一緒にその趣味を楽しむことができるからというだけではないのです。

 数多くの趣味の中から同じ趣味を選んだということは、自分の選択が正しいことを認められたということになる。つまり、自分の人格が評価されたということで、自信が深まり、自尊心も満足するそうです。
 
 この法則を『心理的報酬』と言います。
 この法則は、会議などの場でも応用できるのです。

 人は同じ意見の人に好意を抱くもの。社内で親しくなりたいと思う人がいたら、その人と同じ趣味を持つか、会話の時には意見が合いそうな話題を選ぶことが、新密度アップの秘策と言えそうです。

 以上、これらの技術を少しでも取り入れて、あなたの好感度がグングンとアップしていくことをお祈りいたします。

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