新年度がスタートしてから早2週間。
 皆様、そろそろペースも掴めてきましたか?

 ものすごく忙しい職場に配属となってしまった方も多々お見えになると思いますので、本日は、残業について考えてみたいと思います。

 何事もほどほどがよいっ。と昔から言い伝えられております。
残業も例外ではございません。
 過度の残業は、心身の健康にも悪い影響がありますので気を付けなくてはいけません。

 ということで、残業を極力減らすために必要なテクニックについて考えていきましょう。

◆『絶対時間内に仕事を終わらせる』という強い意志を持つ
 これが一番大事。
 まずは意識改革あるのみです。
 『うちの職場は超多忙で有名だから、残業を減らすなんて絶対無理!』そう思った方はいませんか?
 その思考こそ、残業を増やしている最大の要因なのです。

 無理ダ!と諦めてしまえばそこで終わり・・・スラムダンクの安西先生も言っています。
 この意識を変えることから始めましょう。

 大変だけど、何とか勤務時間内に仕事を終わらせよう。そう考えられるようになれば、仕事を早く終わらせる工夫が一つや二つは、浮かんでくるはずです。
 それを少しづつ実行してみる。その方法を周りの同僚にシェアしてみる。
 そうすることにより、少しづつ残業を減らせるようになってくるはずです。

◆他人に依頼できることは依頼する
 何でもかんでも自分でやらなきゃ気がすまない。
 ジャパニーズビジネスマンには多く見られるタイプなのですが、これは要注意。

 サッカーで例えるとドリブルだけで自陣から相手のゴールまでパスもせず一人で突っ走るのと同じです。
 このような仕事のやり方では、結局疲れていまいミスをしてしまう。相手にボールを奪われてしまうのです。
 ですから、自分が多忙でどうしようもない時は、その作業が得意な人に少しくらい頼んでもOKです。むしろ少し手が空いている同僚などに、理由を説明して積極的に依頼しましょう。

 同僚に悪いから・・・。と考える必要はありません。その同僚が、ピンチの時には、今度はあなたが助けてあげればよいのです。

 仕事のパスを交換しながら難局を乗り切る組織力のアップにも繋がります。

◆お付き合い残業は絶対しない
 こちらも古き良き?日本的慣習である『お付き合い残業』
 外国人からみると『ジャパニーズ・ワビ&サビ』なのかもしれませんが、これもNGです。

 私も若き頃、ある上司から『一人だけ早く帰るのではなく、皆が残業しているときは、残業をするように。』と古き良き『ワビ&サビ』という伝統を学んだのですが未だに理解ができません。

 厳しい言い方かも知れませんが、残業をやっている方のなかには、ダラダラと残業代を当てにして働いている人もいるのです。

 私は、時間内に一生懸命働き、早々に帰宅する社員のほうが健全に思えて仕方がないのですが皆様如何でしょうか。
 断言致します。お付き合い残業なんて全く必要無し!
 皆様には、疾風のようにとっとと帰るキャラを目指してほしいと思います。

◆ワークライフバランスを学んでみる
 何故、残業してしまうのか?
 仕事大好きな人種『日本人』
 『残業上等!』残業やって当たり前。
 そんな慣習にどっぷり浸かってしまっていることも問題です。
 ですから、ワークライフバランスってやつを積極的に学んでみるという姿勢も必要なのではないでしょうか。

 あなたは、なぜ一生懸命に仕事をしているの?
 素敵な家族のため・・・なのでは?
 大切な嫁さんや子供と過ごせる時間が全くない。というのは本末転倒では?

 本当に大切な人は誰なのか。大切なものは。
 趣味を持つのもいいのでは・・・。

 などなど、いろんなことを考えてみるのも時には必要です。
 仕事以外のことにも興味を持つこと。
 バランス感覚が何事にも大事です。

◆スキマ時間を有効活用する
 残業時間を減らすには、スキマ時間を有効に使うことも効果的。
 会議と会議の間にたとえば20分というスキマ時間ができる。
 よくあることです。

 1〜2時間もかかる仕事をそのスキマ時間で片付けるのは不可能ですし、取り掛かったとしても軌道に乗ったところで、次の会議の時間ということで仕事のリズムも良くありません。

 そんなスキマ時間には、相手へのアポ電話、メールの返信、簡単な調査物などを当てるといいでしょう。

 ある程度まとまった時間が確保できる時には重要な仕事、時間がかかる仕事を行う。
 スキマ時間には、単発的な仕事、短時間でできる仕事を行う。

 日頃、この仕事は、どれくらいの時間が必要かをチェックしながら、上手にスケジューリングしたいものです。

◆仕事の重要度と精度を意識する
 すべての仕事を全力でやる・・・。これは素晴らしいようで実は大間違いです。
 職場組織の中には、重要度が低い(あるいは不必要な)仕事が確実に存在します。
 このような仕事まで全力で行うのは労力の無駄です。

 『仕事の重要度をキッチリ判断し、必要な精度で、最短時間で仕上げる。』
 これがビジネスパーソンに必要なスキルなのです。

 とは言え、書類に『重要度A』とか『これは適当でOK』なんて書いてあるはずもなく、自分自身で重要度を判断することとなるのですが、常に『この仕事の重要度は?』と考えていると、何となく分かってくるものです。

 簡単なところでは、依頼人の態度などを観察するのも仕事の重要度を図るには有効な手段です。
 締切り期限が漠然としている。または無い。という仕事はどうでもいいものであることが多いです。一般的に。

◆自分が上司であれば『秒針を意識したマネージメント』を心がける
 あなたが、すでに組織でマネージメントをする側である場合。(ここでは上司と呼びましょう。)

 基本的な考え方は下記のとおりと心得てください。
・上司は、部下の健康、家庭を考え、なるべく早く帰宅させるようにマネージメントする。
・上司が部下と一緒に、深夜まで残業するというのは最悪の行動で、上司としては失格。


 組織をマネージメントするという意識がない。作業部隊の気持ちのままで管理職になってしまった方が本当に多く見受けられます。

 部下の健康・生活環境を整えて、最高のパフォーマンスを発揮させるのが上司の仕事です。
 間違っても、残業時間や休日出勤を当てにしたスケジューリングは絶対にしないようにするべきです。

 一日くらい残業せずに帰っても、大変なことにはなりません。
 メリハリを付けて仕事も仕事以外も大切に致しましょう。