おはようございます。わんわんです。
今日は、ふと手に取った、こちらの本のお話。
題名からして、私が日常生活のなかで、よいと思って実践している習慣がいくつか入っているはず!
そう思い、目次をチェック。
すると、驚愕の事態が・・・。脳に悪い習慣−言われたことをコツコツやる!
何かの間違いではないのか?と何度も確認したのですが、何度、見ても『言われたことをコツコツやる』が脳に悪い習慣だと、この本は主張しているのです。
自分で言うのもなんですが、私は、これまでの人生を真面目にコツコツ生きてきてしまいました。幼いころから母には、『真面目にコツコツやっていれば神様が見ていてくれるよっ』的なことを教えられ、ここまでやってきたのです。
まるで、これまでの人生を全否定されたような衝撃で2時間程、寝込んでしまったのですが、このまま、この本を読まずに終わってしまっては、今後どのように生きていけばよいか分からなくなってしまうと思い、熟読することにしました。
なぜ『言われたことをコツコツやる』が脳にとって悪いのか
では、なぜ、『言われたことをコツコツやる』が脳に悪いのか。著者の見解は次のとおりです。
『コツコツ』や『一歩一歩』には、『失敗しないように慎重に進めよう』という『自己保存』のクセが隠れています。この『失敗しないように』という考えは、『失敗するかもしれない、失敗したらどうしよう』という考えと表裏一体のものなのです。
『コツコツ』の裏には、こんな感情が隠れていたのです。恐るべしです。
しかし、これまでの短くはない人生を私のように『コツコツ』と過ごしてきた皆様は、今更、コツコツをやめなさいと言われても途方に暮れるばかりだと思うのです。
では、どうすれば今までのように『コツコツ』しながら目標達成できるのか。
その答えは本書のなかに隠されておりました!
1.目標と目的は分けなければ達成できない
皆様は、目的と目標を分けて考えているでしょうか?
目標と目的の違いが分かり易く説明されておりますので引用致します。
『頑張って契約を取ってきます。』というのは、ただの『目的』です。『目標』とは、契約を取るために何をするか、やるべきものを具体的にしたもののことをいいます。
目的を達成するためには、いくつもの目標があることになるのです。
『頑張ります!』と言っても脳は『何を頑張ればいいの?』状態ということです。
では、どうすればいいの?ということですが、これは『目的と目標の違いを強く意識する』しかないのです。
目的と目標の両方を決め、紙に書いてはっておくなどして、脳に対してはっきりと頑張るべき方向性を決めることを習慣にするとよいのです。
何に対して『頑張る』のかを脳に教えてあげなければいけないのですね。
2.『だいたいできた』と安心してはいけない
仕事があと少しで完成するなと思ってほっとすると、途端に効率が悪くなる。こういうことってよくありますよね。
脳は、『できた!』と思ってしまうと、『もうこのことは考えなくてもよいのだ』と判断するようです。
あともう一息のときに効率が落ちてしまったりすることにも納得ですね。
ですので、もう少しで達成できるときにこそ、『ここからが本番だ!』と考えることです。
ラストは一気に駆け上がる!というイメージを持つことが大切なのです!
3.“ここぞ”というときにリラックスをしてはいけない
大きなプレゼンや試験の前などは緊張してはイカン。リラックスだ!というのも大きな誤りです。
リラックスというのは休息の状態なので、これから何かを成し遂げようというときに脳や身体を休めておいてはいけないのです。
しかし、カチンコチンに緊張しまくるのもいけないですね。
それにはとてもよい方法が。呼吸によって過度の緊張を解きほぐすことができるのです。
過度の緊張とは、交感神経の働きが勝っている状態なので、ドキドキしたり震えたりするときは、息をゆっくり長く吐くのがよいようですよ。
このとき、ぐっと深く吐き出すために、腹筋を締めるのがコツなのです。
私も超緊張してしまうほうなので、日頃から呼吸法のトレーニングをしてみたいと思います。
4.『気合いだ』『がんばれ』と叫ぶのはNG
スポーツの試合の前に、『気合いだ!』『がんばれ』などと大声を上げるシーンをよく見かけますが、いくら叫んでも、結果を生むための『思考』や『心技体』につながらないということです。
とはいえ、『気合いはいらない』『がんばらなくてもいいゾ』なんて言われたらテンション下がるし・・・。
こういう場合は、勝ち方へのこだわりを改めて意識させることがポイントなのです。
たとえば『ゴールを意識するな、ぶっちぎりの勝ち方をしろ』と言えば、モチベーションと集中力を一気に高められるはずです。
カッコいい映画のワンシーンのようなイメージでしょうか。
しかし、むやみに大声を上げる必要はないようです。
なるほど。
これからも日頃はコツコツやって、ラストは一気に駆け上がるようにすれば大丈夫そうですね。
コツコツ万歳!
◆脳に悪い習慣−興味がないと物事を避けることが多い
『知りたい』という脳の本能を磨くには、『興味がない』と考えたり、口にしたりしないことです。(P24)
脳のパフォーマンスを引き上げるには、まず、脳神経細胞の本能を磨くことがファーストステップです。興味・関心の幅を広げ、何事にも明るく前向きな気持ちで取り組むことを心がけましょう。(P32)
◆脳に悪い習慣−言われたことをコツコツやる
まだ終わってもいないのに、『できた』と思ってしまうと、自己報酬神経群が『もうこのことは考えなくてもよい』と判断するのです。(P66)
物事をもう少しで達成できるというときにこそ、『ここからが本番だ』と考えることが大切です。(P67)
脳の達成率を上げ、集中してことを成し遂げるためには、『コツコツ』は間違いなのです。仕事の大きな課題をやり遂げようとする、スポーツで勝負に勝とうとするといった場面で達成率を上げるには、全力投球が必要なことは言うまでもありません。(P75)
『目的と目標を明確にし』『ゴールを意識せず』『主体的に、自分がやっているという意思をもって』『達成のしかたにこだわる』『目標の達成に向けて一気に駆け上がる』(P91)
◆脳に悪い習慣−スポーツや絵などの趣味がない
空間認知能を鍛えるのに効果的なのが、スポーツをすることと絵を描くこと。趣味的な『遊び』としてとらえられがちですが、脳のパフォーマンスを上げるには、日々の習慣にスポーツや絵画を取り入れたほうがよいのです。(P143)
言語中枢の空間認知能は、よくしゃべることによって活発に働きます。(P149)
今日は、ふと手に取った、こちらの本のお話。
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題名からして、私が日常生活のなかで、よいと思って実践している習慣がいくつか入っているはず!
そう思い、目次をチェック。
すると、驚愕の事態が・・・。脳に悪い習慣−言われたことをコツコツやる!
何かの間違いではないのか?と何度も確認したのですが、何度、見ても『言われたことをコツコツやる』が脳に悪い習慣だと、この本は主張しているのです。
自分で言うのもなんですが、私は、これまでの人生を真面目にコツコツ生きてきてしまいました。幼いころから母には、『真面目にコツコツやっていれば神様が見ていてくれるよっ』的なことを教えられ、ここまでやってきたのです。
まるで、これまでの人生を全否定されたような衝撃で2時間程、寝込んでしまったのですが、このまま、この本を読まずに終わってしまっては、今後どのように生きていけばよいか分からなくなってしまうと思い、熟読することにしました。
なぜ『言われたことをコツコツやる』が脳にとって悪いのか
では、なぜ、『言われたことをコツコツやる』が脳に悪いのか。著者の見解は次のとおりです。
『コツコツ』や『一歩一歩』には、『失敗しないように慎重に進めよう』という『自己保存』のクセが隠れています。この『失敗しないように』という考えは、『失敗するかもしれない、失敗したらどうしよう』という考えと表裏一体のものなのです。
『コツコツ』の裏には、こんな感情が隠れていたのです。恐るべしです。
しかし、これまでの短くはない人生を私のように『コツコツ』と過ごしてきた皆様は、今更、コツコツをやめなさいと言われても途方に暮れるばかりだと思うのです。
では、どうすれば今までのように『コツコツ』しながら目標達成できるのか。
その答えは本書のなかに隠されておりました!
1.目標と目的は分けなければ達成できない
皆様は、目的と目標を分けて考えているでしょうか?
目標と目的の違いが分かり易く説明されておりますので引用致します。
『頑張って契約を取ってきます。』というのは、ただの『目的』です。『目標』とは、契約を取るために何をするか、やるべきものを具体的にしたもののことをいいます。
目的を達成するためには、いくつもの目標があることになるのです。
『頑張ります!』と言っても脳は『何を頑張ればいいの?』状態ということです。
では、どうすればいいの?ということですが、これは『目的と目標の違いを強く意識する』しかないのです。
目的と目標の両方を決め、紙に書いてはっておくなどして、脳に対してはっきりと頑張るべき方向性を決めることを習慣にするとよいのです。
何に対して『頑張る』のかを脳に教えてあげなければいけないのですね。
2.『だいたいできた』と安心してはいけない
仕事があと少しで完成するなと思ってほっとすると、途端に効率が悪くなる。こういうことってよくありますよね。
脳は、『できた!』と思ってしまうと、『もうこのことは考えなくてもよいのだ』と判断するようです。
あともう一息のときに効率が落ちてしまったりすることにも納得ですね。
ですので、もう少しで達成できるときにこそ、『ここからが本番だ!』と考えることです。
ラストは一気に駆け上がる!というイメージを持つことが大切なのです!
3.“ここぞ”というときにリラックスをしてはいけない
大きなプレゼンや試験の前などは緊張してはイカン。リラックスだ!というのも大きな誤りです。
リラックスというのは休息の状態なので、これから何かを成し遂げようというときに脳や身体を休めておいてはいけないのです。
しかし、カチンコチンに緊張しまくるのもいけないですね。
それにはとてもよい方法が。呼吸によって過度の緊張を解きほぐすことができるのです。
過度の緊張とは、交感神経の働きが勝っている状態なので、ドキドキしたり震えたりするときは、息をゆっくり長く吐くのがよいようですよ。
このとき、ぐっと深く吐き出すために、腹筋を締めるのがコツなのです。
私も超緊張してしまうほうなので、日頃から呼吸法のトレーニングをしてみたいと思います。
4.『気合いだ』『がんばれ』と叫ぶのはNG
スポーツの試合の前に、『気合いだ!』『がんばれ』などと大声を上げるシーンをよく見かけますが、いくら叫んでも、結果を生むための『思考』や『心技体』につながらないということです。
とはいえ、『気合いはいらない』『がんばらなくてもいいゾ』なんて言われたらテンション下がるし・・・。
こういう場合は、勝ち方へのこだわりを改めて意識させることがポイントなのです。
たとえば『ゴールを意識するな、ぶっちぎりの勝ち方をしろ』と言えば、モチベーションと集中力を一気に高められるはずです。
カッコいい映画のワンシーンのようなイメージでしょうか。
しかし、むやみに大声を上げる必要はないようです。
なるほど。
これからも日頃はコツコツやって、ラストは一気に駆け上がるようにすれば大丈夫そうですね。
コツコツ万歳!
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◆脳に悪い習慣−興味がないと物事を避けることが多い
『知りたい』という脳の本能を磨くには、『興味がない』と考えたり、口にしたりしないことです。(P24)
脳のパフォーマンスを引き上げるには、まず、脳神経細胞の本能を磨くことがファーストステップです。興味・関心の幅を広げ、何事にも明るく前向きな気持ちで取り組むことを心がけましょう。(P32)
◆脳に悪い習慣−言われたことをコツコツやる
まだ終わってもいないのに、『できた』と思ってしまうと、自己報酬神経群が『もうこのことは考えなくてもよい』と判断するのです。(P66)
物事をもう少しで達成できるというときにこそ、『ここからが本番だ』と考えることが大切です。(P67)
脳の達成率を上げ、集中してことを成し遂げるためには、『コツコツ』は間違いなのです。仕事の大きな課題をやり遂げようとする、スポーツで勝負に勝とうとするといった場面で達成率を上げるには、全力投球が必要なことは言うまでもありません。(P75)
『目的と目標を明確にし』『ゴールを意識せず』『主体的に、自分がやっているという意思をもって』『達成のしかたにこだわる』『目標の達成に向けて一気に駆け上がる』(P91)
◆脳に悪い習慣−スポーツや絵などの趣味がない
空間認知能を鍛えるのに効果的なのが、スポーツをすることと絵を描くこと。趣味的な『遊び』としてとらえられがちですが、脳のパフォーマンスを上げるには、日々の習慣にスポーツや絵画を取り入れたほうがよいのです。(P143)
言語中枢の空間認知能は、よくしゃべることによって活発に働きます。(P149)
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