ビジネスピープルには、とっても大事な『書く技術』。
 私も、お仕事などで文章を書くことがあるのですが、サラサラッと上手い文章が舞い降りて来ることはありません。
 そのため、このブログでも日々、文章の練習に励んでいるところでございます。

 しかし、そもそも上手い文章というのが何なんだ?と突き詰めて考えてみると、これが難しいですよね。
 結局は、好きな作家さんの文章を真似てみたりするんですが。

 というわけで、今回は、『よい文章とは? 文章が上手くなるコツ』なんぞを考えてみたいと思います。


1.『自分にしか書けないことを、誰が読んでもわかるように書くこと』を目指す

 いい文章とは、結局は自分にしか書けないことを、どんな人でも読めるように書く。これに尽きる。らしい。

 書いたものが面白いというのは、その人にしか起こっていない、その人しか考えられないこと、その人しか思いつかないことが、とても読みやすい文章で書いてある。
 だから、それがみんなの心を動かすのだそうです。

 自分だけしか考えられないこと、思いつかないこととなるとハードルが高そうなので、まずは、自分に起こったこと。これを基に文章を書いてみよう。

 また、『誰が読んでも分かるように』も心がけたいものですね。自分だけしか分からない文章、独りよがりの文章にならないように注意が必要なのです。

2.イメージで読み手を誘い込む
 次は少し高等テクニック。
 夕暮れや雨のような情景描写は、説明しにくい心模様をイメージの作用とともに伝えるという点では、非常に効果があるようです。

 たとえば、海辺を歩く男女を思い浮かべてみますと。
 遠くに貨物船が見える。波の音。海風。潮の香り。踏みしめる砂の感触。言葉がいらないほど二人は全身で感覚を共有して、語らずとも互いの気持ちを伝え合っている・・・。これが、情景の力なのです。

 文章上の情景は、そのイメージで読み手を誘い込みます。
 そこに生まれる共有感は単なる言葉では説明できない胸中をも伝えることができます。

3.見たこと聞いたことは先に、どう思ったかは後で書く
  『○○に行ってきました。楽しかったです。』
 子供のころ、こんな作文したことないですか。私は未だに、このような感じで報告書を作成してしまいたくなる心境になることもあります。余談ですが。

 先生としては子供に、『もう少し思ったことがあるでしょ?』と聞きたくなりますよね。
 
 しかし、『どう思ったの?』という質問に答えるのは難しい。こんな場合は、『○○に行った』というその○○に応じて五感の一つひとつ、つまり見たこと、聞いたこと、嗅いだこと、触れたこと、味わったことを尋ねてみるのです。
 子供はそれなら嫌がらず話をするでしょう。そんなやりとりのうちに、『みんな生き生きしていたよ』などと『どう思ったの?』の答えを自然に口にするのです。
 文章を書くときも同様。書きたいことをどう思うかより、そのことを五感がどう受け止めていたかを探ってみることが大事だということです。

4.せっかく書いた文章だから削って、よりいい文章にする
 いったん書いた文章を見直し読み返すことは大切です。言いまわしはもちろん、句読点のつけ方に疑問を持ったり、誤字、脱字に気がついたり、文章のつながりや接続詞はこれでいいかと考え直したり、あれこれ練り直すと文章は良くなるものなのです。

 ダラダラと長文を書くのが趣味。ではいい文章には辿り着けません。・・・と言いつつ、毎回、ダラダラと長文を書いている私なのですが、これからは、この作業も意識したいと思います。


 まずは、頭のなかで考えまくっているよりも、『書く量』をこなしたほうがよさそうです。書いて書いて、とにかく書きまくる・・・。まずは、書くことを必要以上に恐れずに書き始めてみる。これが上達する秘訣なのでしょうか。
 日々、勉強ですなっ。 
早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣
近藤 勝重

幻冬舎 2010-01-25
売り上げランキング : 9182

Amazonで詳しく見る by G-Tools
原稿用紙10枚を書く力原稿用紙10枚を書く力
斎藤 孝

大和書房 2004-09
売り上げランキング : 241829

Amazonで詳しく見る by G-Tools