子供についつい怒ってしまうという場合には、プラスイメージの言葉使いをするように心掛けることが大切です。
 私たちでもそうですが、マイナスイメージの言葉使いだと、言われた方はよい気がしないものです。

 マイナスイメージの言葉とは、
・朝は早く起きなくちゃダメでしょ。
・ふとんくらいちゃんとたためないの。
・そんなこともできないの。
・・・このような言葉使ってませんか。私は結構使ってしまってるなと反省です。
 このような言葉で注意しても、子供は感情面で納得できません。したがって素直に言うことを聞こうとは思わないのです。

 では、どういう言い方がよいのか。
・朝は早く起きると気持ちがいいよ。
・ふとんを綺麗にたたむと気持ちがいいね。
・○○クンならできるよ。
・・・先程のマイナスイメージの例と同じ内容なのに随分、印象が違いますね。

 いくら我が子だからと言って、相手の気持ちを無視したものの言い方をしてはいけません。それは、親のおごりであり、甘えであり、エゴなんです。

 そして、このようにプラスイメージの言葉使いをするには、まず、自分自身がプラス思考にならなければいけないのです。
 プラス思考になるための3つの方法をご紹介します。

◆プラス思考になるための3つの方法

1.言い換え法
 この子はなんでこんなにスローモーなんだろうと思ってしまうときは、『この子は他人に惑わされず自分のペースで進める子なんだ』と心の中で言い換えてみる。
 帰ってくるとカバンを放り投げて、すぐに遊びにいくのが、困ったものだと思ってしまうときは、『なんて子供らしい元気な子なんだろう』と言い換えてみるという方法です。

2.一歩下がりの法
 この子はなんの取り柄もないなあと思ってしまうときは、『元気に生活してくれるだけでもうれしいことだ』と考え直してみる。
 だらしがなくて困ると思ってしまうときは、『人のものを取るような子ではないからよかった。』と考え直してみるという方法です。

3.多面的評価法
 勉強が嫌いでしょうがないと思ってしまうときは、『だけど、友達はいっぱいいるから人間関係作りは上手なのかな。』と、別の面に光りを当ててみるのです。
 積極性がなくおとなしすぎて困ると思ってしまうときは、『だけど、自分がやるべきことはきちんとできる子だ。』という面を評価してみる方法です。

 このように心掛けているだけで、随分、プラス思考に近づけるはず。


 また、子供のことだけにプラス思考で行こう。と思ってもなかなか難しいので、日頃から、どんな時でもこのような考え方でいられるようにトレーニングしましょう。
 雨が降ったら、『今日はしっとり落ち着いた気分で過ごせそう。』と考えるようにしましょう。
 自動車をぶつけた時には、『人身事故じゃなくてよかった。』と思うようにしましょう。
 だんだんとプラス思考が身についてきます。
 プラス思考の親に育てられれば、子供もプラス思考になります。我子のために自己改造に挑戦してみましょう。
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