私どもが子供のころは今ほど習い事がたくさんあったわけではございませんでした。
まあ、私のところは田舎であったため、尚更そうだったのだと思いますが。

 近頃、我が子も成長してきたため家庭では、習い事についての議論が活発になっています。
とは言え、我が子は、まだ小学生の一歩手前。当然、遊び盛りです。

 my妻は、結構真剣。ママ友とも習い事について、いろんな情報交換を交わしているようです。
すごいご家庭では、スイミング、ピアノ、空手、英語・・・。などなどを習わせており、どう考えても親より子供のほうが忙しいだろ!とツッコミたくもなってしまいます。

  お金と子供の大切な時間を費やす習い事です。『しっかりと子供の血となり肉となるようなものを習わせてあげたいものだ。』と考えるのが親心。
 今回は、その親心に答えるべく、何を習えばよいのか。習い事やるには、どんなことに注意すればいいか。などについて考えてみたいと思います。
◆英語は早く始めなくてよい!
 まずは、最もポピュラー?な習い事で思いつくのが『英語』。我が家でも一番議論がHOTになるところです。
英語は、早く始めれば始めるほどよいですよ。的な話は、よく耳にしますね。
 しかし、それは本当なのか。
 そのあたりは、こちらの本でも議論が分かれるところです。

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 私としては、ズバリ!『どんなに早く、英語を始めてもあまり意味がない。』と断言しておきましょう。
 そもそも社会に出て『英語』が必要な人がどれほどいるのか?
 この本のなかでは英語が必要なのは全体の約1割ということ。英語が必要のないお仕事もたくさんあるのです。
 英語をいくら頑張って話せるようになったとしても、その時点では、たかが一般のアメリカ人の方達と英語という語学力で並んだ。というだけです。
 ビジネスでは、英語で話すことが大事なのではなく、『何を話すか。』という内容が大事。いくら英語で話せても話せる内容がナイヨウ(ここおやじギャクですっ。)ではお話にならないということです。
 ですので、小学生くらいの子供には英語のシャワーよりも、まず、日本語のシャワー。たとえば寝る前に本の読み聞かせをする。読書の習慣をつける。などの方がよっぽど有効なのではないでしょうか。

 切羽詰まった状況でこそ、人は力を発揮します。もし仕事で『英語』が必要。自分の夢をかなえるには『英語』が必要となれば必ず短期間でモノにできるはずです。
 私は、仕事を始めてから英語を勉強しましたが、結局挫折しました。これは、仕事で『英語』が必要ではないということと、目的意識が足りなかったからだと思っております。
 その証拠に、仕事で必要な資格試験にはすべてパスしていますし、CAD製図等も必要に迫られると短期間で使えるようになりました。
 要は、本人のやる気と目的意識。これが芽生えないうちに『英語』を習わせても無駄なのです。
◆スケジュールには余裕を持たせて!
 現在の子どもは忙しい。本当にかわいそうだと思います。学校に行くだけでも大変です。そのうえ学校が終わってから、月曜日はスイミング、火曜日は、英語、水曜日はクモン、イクモン♪・・・。では子供も疲れてしまいます。
 学校から帰ってきたら、宿題をやって(あるいはしないで)友達と遊ぶ。という田舎の子どもであった私には考えられない。
 そりゃあ、あるときキレておかしな事件にもなるわなっ。なんて思うのですが皆さん如何でしょうか。
 子供の将来を考えた挙句に、子供を潰してしまうなんて笑えない冗談よね。という感じですね。

 子供は心も体もまだまだ未熟。この時期の詰め込みすぎには要注意です。
 まずは、子供の体力や精神力を十分考えて、習い事のスケジュールをたてましょう。

◆社会に出れば体力勝負。まずは体をつくりなさい!

 先程も言いましたが、子供は心も体も、発展途上。これからどんどん強くなって、丈夫になっていくところです。
私は、子供は、何をおいても『心と体』を強くすることが大事だと思っています。
 社会に出れば、スタミナ勝負、精神力勝負です。これさえあれば、学力で少々負けていても十分闘っていけます。
 ですので習い事の最有力候補として『スポーツ』を挙げさせて頂きたい。
 スイミング、野球、柔道、剣道・・・。なんでもいいんです。どの地域でも何らかのスポーツを習うことは可能だと思います。
 スポーツのよいところは、体力がつくだけではなく、礼儀作法、仲間との協調性、友情などなども自然と学べるところです。
 習い事に悩んだら、まずはスポーツをやらせなさい。と言いたい。

◆本人の『やりたい!』を大切に!

 また、習わせるならば、『本人の意思』を大切にしたいもの。
親が無理やり習わせたものって結局長くは続きません。折角、お金をかけるのです。大切な我が子をわざわざ泣かせるためにお金を遣うなんてモッタイナイ。

 本人がやりたいと言った習い事ならば、少々、辛いことがあっても頑張りますし、行きたくない!とダダをこねることがあっても『自分が言ったことだから頑張って!』と親が背中を押してあげることもできます。
 子供の自立を見守ってあげるためにも習い事は、本人の『やりたい!』を大切にしましょう。 

◆適性がなければやめさせる勇気を!

 習い事=お金。これは仕方のないこと。
親の気持ちからしてみれば、せっかくここまで続けた習い事を、やめるなんてモッタイナイ。という気持ちになりますよね。
 そんなときにはまず、これらを習わせ始めた目的を思い出してみてください。
たとえば、スイミングを習っていたとしましょう。習わせた時は、丈夫な体になるように。と思い習わせたはずが、10m泳げますように・・・クロールができますように・・・北島康介選手に勝てますように!なんぞと、どんどん親目線の目標がバージョンアップしていくのです。
 子供が『やめたい』と言いだしたときには、最初の目的が達成されているかどうか。を考えてみましょう。そして、それが達成されていたときには、子供と十分話し合って『やめる』という決断をしてもいいでしょう。

 また、やってはみたが、どうも子供が辛そうだ。楽しくなさそうだ。と思ったときには、その習い事に適していないということも考えられます。
 そういう場合は、その習い事に費やしている時間とお金は、はっきり言って無駄だと思います。この場合も子供とよ〜く話し合い、別の適性のあることを見つけてあげる方が親も子供もハッピーになれるはずです。

◆最後に

 いろんな習い事がある世の中ですが何でもかんでも習わせればよい。という訳ではないのです。
 特に幼い子供は尚更。親にたっぷり甘えて、心の基礎をつくる大切な時なんです。習い事よりも大事なことについてもよ〜く考えてみたいものです。