ビジネス書1
ビジネス書1 posted by (C)わんわん

 久々の更新となります。
本日は、『そうか、君は課長になったのか。』のご紹介です。
まずは、これができなきゃ課長になれない!というポイントを以下に記しておきます。
要チェックです。

◆本書のポイント

1.人を幸せにするのが、自分の幸せ
 『人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされることの4つです。働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのです。彼らが働こうとするのは、社会で必要とされて、本当の幸せを求める人間の証なのです。』
 この導師の言葉に私も心を打たれました。
 私は、この4つが人間の『究極の幸せ』なのかどうか自信はありませんが、『人にほめられ、人の役に立ち、人から必要とされる』こととは、すなわち『世のため人のため』になっていることだと思います。
 これは、私が長年心に秘めてきた、『世のため人のため』に生きることが『自分のためになる』という考え方につながります。

2.時間厳守を叩きこむ
 ビジネスマンは時間厳守が鉄則。
 当たり前のことですが、着任時に、このことを明確に示すことをお勧めします。
 出勤時間、会議、外部とのアポイント・・・。毎日のことですから、時間に関してタガがほんの少し緩んだだけでも、仕事全体に深刻な影響を及ぼします。
 だから、着任時のスピーチのときに、『時間を守らない人には厳しく対処します』と明言したほうがいいでしょう。
 最初から、徹頭徹尾、強く要求するのです。

3.『2段階上の上司』を攻略せよ
 課長にとって直属の部長は極めて重要な存在ですが、もう一段上の上司との付き合いも大切です。
 部長はこちらの人事評価をし、人事異動させる力をもっています。生殺与奪の権限も持っているのですから、特にマークしておく存在なのですが、2段階上の上司も時に大きな力をもつことがあります。
 たとえば、自分が進めたいプランを部長が反対しても、2段階上の上司が賛成すれば実行することができます。あるいは、君の評価や異動をくつがえす力も持っているのです。

4.大局観を養いなさい
 大局観を養うためにはどうすればいいのでしょうか?常に、ひとつ上の立場でものをみて、考えるクセをつけることです。
 (中略)
 課長になってから、課長の勉強をしているようでは遅い。係長のときには課長のつもりで、課長のときには部長のつもりで、部長のときには役員のつもりで考えるのです。

5.自分の頭で考える人間になる
 本を読むうえで大切なのは、そこに書いてあることが『本当に真実か』ということを冷静に見極める力です。大げさに言えば、批判精神もなくやたらと本を読むくらいなら、むしろ読まないほうがムダなことを頭に入れないだけ、傷が浅いとも言えます。考える力を養わなければ、読書は有害ですらあるのです。
 では、どうすれば考える力をつけることができるか?
 読書で得た知識を、現場の仕事にあてはめてシミュレーションしてみるのです。そして、現実にどのように機能するのかを徹底的に考え尽くすのです。それで、約に立たないと思ったら、その知識は捨て去ればいいのです。

 非常に勉強になる本だと思います。
課長になる前に・・・いやいや、是非、もっともっと前に読んでいただきたい。入社して5年未満のフレッシュな方にもお勧め。
 仕事の基本中の基本がよく理解できるうえに、自分の上司が何を考えているか。というのがよく分かって頂けると思います。
 是非、GW(黄金週間)の間に読破し、休暇明けにその成果を発揮して頂きたい。
あなたの上司は、きっと『こいつ一皮剥けたなっ。』と唸るに違いありません。

 黄金週間中は、BBQや飲み会で忙しいという方は、上記ポイントと次の『仕事の進め方10か条』を覚えておいてくださいませ。

◆仕事の進め方10か条
1.計画主義と重点主義
 まず、仕事の目標設定→計画策定をし、かつ重要度を評価すること。自分の在籍期間、今年度、今年、今月、今週、今日は何をどうやるか計画すること。すぐに走り出してはいけない。優先順位をつける。
2.効率主義
 目的を十分に踏まえどのやり方が有効かできるだけ最短コースを選ぶこと。通常の仕事は拙速を尊ぶ。
3.フォローアップの徹底
 自ら設定した計画のフォローアップをすることによって自らの業務遂行の冷静な評価を行うと共に次のレベルアップにつながる。
4.結果主義
 仕事はそのプロセスでの努力も理解するが、その結果で評価される。
5.シンプル主義
 事務処理、管理、制度、資料はシンプルをもって秀とする。すぐれた仕事、すぐれた会社ほどシンプルである。
 複雑さは仕事を私物化させやすく、後任者あるいは他者への伝達を困難にさせる。
6.整理整頓主義
 情報収集、仕事のやりやすさ、迅速性のための整理整頓が要求される。資料を探すロスの他に、見つからずに結局イチから仕事をスタートするという愚を犯す。
7.常に上位者の視線と視野
 自分が課長ならどうするか部長ならどうするかという発想での仕事の進め方は仕事の幅と内容を豊かにし、自分及び組織の成長につながる。
8.自己主張の明確化
 自分の考え方、主張は明確に持つと共に、他人の意見をよく聴くこと。自分の主張を変える勇気、謙虚さを持つこと。
9.自己研鑽
 専門知識の習得、他部署、社外への足を運ぶこと。管理スタッフならば、管理会計程度は自分で勉強し、身につけておくこと。別の会社に移っても通用する技術を秀習得すること。
10.自己中心主義
 自分を大切にすること→人を大切にすること。楽しく仕事をすること。健康に気をつけること。年休をとること。

 私としては、ポイント5で挙げました『自分の頭で考える人間になる』というのが印象的でした。
これは本当に大事なこと。自分で徹底的に考え抜く習慣を身につけたいものです。
 とにかくこれはお勧めの一冊です。

そうか、君は課長になったのか。そうか、君は課長になったのか。
佐々木 常夫

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