今回は、いじめ事件の加害者について考えてみたいと思います。

◆いじめ加害者の心理
 いじめ加害者の心理ってどんなものなのだろう。
 普通ならば「こんなことやられたら悲しいだろうな。辛いだろうな。」という気持ちはないのでしょうね。
 なぜ、いじめ行為を行ってしまうのでしょうか。

 それには下記のような加害者の心の欠陥が考えられます。
 ・いじめを受ける側の気持ちが理解できない。(考えられない。)
 ・暴力をされる側の痛みが分からない。(どこまでやったら重大な結果を招くか、加減が分からない。)
 ・自分が楽しければそれでいい。

 このような心理に至るには、様々な原因が考えられると思います。それは・・・
 ・幼いころから友達と関わる機会が極端に少ない。(塾などで忙しい・・・などが原因)
 ・過保護とも言える安全社会で育ったため、何が(どこまでが)危険なのかを体が理解できていない。
 ・遊びの変化。(自然のなかで遊ぶことが減り、ゲームなどへ移行。)
 などが考えられるでしょうか。

 昔ならば、それほど意識しなくても自然に身についた感覚が、なかなか身につかない。
 人と人の繋がりが薄いために、人への思いやりなんかが欠落する。
 気持ちがギスギスしていく。というのも一因なのではないかなと感じる。

 その一方。
 いじめは昔からあったものだし、現代社会特有のものとばかりも言えない。

 今回の事件で加害者は、
 ・ガムテープで口を塞ぐ。 
 ・蜂の死骸を口に入れる。
 ・自殺の練習をさせる。
 なんていう、ひどい行為を行っている。
 このような行為に至った原因が上記のような現代社会特有のものなのか。と言われると、
 一因ではあるかもしれないが、そればかりではない気がする。

 このような行為を行うのは、ごく少数の人のはず。大多数の人は、やれと言われてもできないはずだ。
 このような人は、「いじめ行為に至る資質」を持っているのではないのかなと感じてしまう。

◆いじめ加害者の責任
 今回のいじめ行為は、あまりにも内容が悪質である。
 加害者は中学生。未成年であり、その処分についても十分慎重に扱うべき・・・。とは思う。
 しかし、右も左も分からない中学生がやったことだから・・・。と言えるような内容だろうか。

 話は先程の「いじめ行為に至る資質」の話に戻ってしまうが、世の中には、恵まれない環境のもと必死で頑張って生きている人がたくさんいる。
 よくニュースなんかで、「生きていてもおもしろくない、ムシャクシャするから誰かを殺して、死刑になりたかった。」なんて言っているバカが居たりするが、そんなバカと今回の加害者がどうも重なってしまう。

 このような行為をする加害者は、やはり何かが著しく欠けている。
 未成年とはいえど、普通の教育では更生しないでしょう。
 加害者は、しっかり罪を償うべきです。

◆重大犯罪には厳罰を
 今回の事件は、「悪質な犯罪」です。
 学校が舞台となっているから「いじめ事件」と報道されていますが、内容は、恐喝、暴行など凶悪な犯罪なのです。
 こういうケースは、学校側も隠蔽するのではなく、積極的に警察に通報しなければなりません。

 一人の生徒が命を絶っているのです。このような犯罪の場合、いくら未成年が犯したこととはいえ、厳罰化を望みたいと思います。
 それが、いじめ行為の抑止力になるのではないでしょうか。