torinosu
torinosu posted by (C)わんわん
 ロンドン五輪も終わりましたね。
 こちらはご存知、北京五輪のメインスタジアム。通称『鳥の巣』でございます。
 何故、このタイミングで『鳥の巣』なのか・・・。

 というのも私、この尖閣諸島問題の最中、中国北京に行っておりました。
 中国各地では、反日デモがあったようで、中国のテレビでもそれは放送されておりました。
 (日本に帰ってきてから詳細については、やっと理解できました。)
 夜間の外出はなるべく控えてくださいね。と現地のガイドさんに笑顔で伝えられました。

 今回は、その社会見学のなかで印象深かったことなどをお伝えしたいと思います。

まちの風景
まちの風景 posted by (C)わんわん

中国まち
中国まち posted by (C)わんわん

◆北京市内の交通事情
 今回の滞在では、北京市内のホテルに3泊致しました。
 中国のイメージ。朝の通勤ラッシュでは、溢れんばかりの自転車が道いっぱいに広がり・・・。などと思っていたのですが、北京市内は思った以上に自動車が多く驚きました。
 市内では約500万台の自動車が登録されているとのこと。
片側4,5車線の幹線道路をもの凄い勢いで走行しています。

 市内のあちらこちらに自動車が溢れているという印象。
急速に増加した自動車に駐車場などが対応できず、歩道、車道脇などにも駐車されています。

 ホンダ、トヨタなどお馴染みの日本車、ベンツ、BMW、アウディなどの高級車も多数。
市内は、自動車の排気ガスで年中、このように薄暗い状況だということ、黄砂の影響もあるのかな。
どの自動車にも細かい砂のようなものが一面に付着しています。

 渋滞緩和の政策として、北京市内では、ナンバープレートによる台数規制が設けられているとのことです。
月曜日は、ナンバーの下桁が2と7の自動車の通行はダメ。火曜日は、3,8が、水曜日は4,9が規制されるという感じ。
 また、バスは1元(約130円)で、地下鉄は2元(約260円)で降りるまでは何駅行っても乗り放題。と公共機関の料金を安くして自動車台数の規制に努めているのです。

中国お店
中国お店 posted by (C)わんわん
◆買い物の支払いは奥のキャッシュコーナーで
 こちらは初日に訪れた雑貨屋さん。
歩行者天国のような場所で、外国からの観光客も多かった。
やたらと店員が多い店だな。というのが最初の印象。

 その店員さんは、商品の説明をするでもなく、笑顔で対応するでもなく、ただただ、客が手に取る商品を気にしているという感じ。
 子供が商品を手に取り、少し(ほんの少し音がしたくらい)強めに元も場所に返しただけで、注意されるという状況で、若干イラッときました。

 一番驚いたのは、代金の支払い方法。
 まず、たくさんいる無愛想な店員に商品を渡し、代わりに支払い用のチケットを受け取ります。
 それから、店の一番奥にある支払い窓口(防犯用に強化プラスティックorガラスが周りに施してある。)にて支払い、領収チケットを受け取ります。
 その後、元の場所に戻り、店員から商品を受け取ります。
 商品の渡し方も全く無愛想。割れ物でも梱包などはしてくれません。ご旅行の際は、古新聞紙を持っていくことをお勧めしたい。

 中国では、万引きされることが前提となったお店つくりになっているのです。
 お国変われば・・・と言いますが、意識の違いにビックリ。
料理
料理 posted by (C)わんわん
◆商魂は素晴らしいが、サービスはまだまだ・・・
 中国は中華の本場。
美味しい中華料理を堪能するぞ!なんて思ったのも夢物語。
 どのお店も想像以上に薄味(というか味が全くない)なのに驚き。
 日本の中華料理は、日本人好みの味になっているんだなということに気づく。
ギョーザもラーメンも全く出てきませんでした。
 どこに行っても味のない焼飯、味のないマーボ豆腐、キュウリの炒め物、デザートにはスイカというラインナップ。北京ダックは味があって?美味しかった。

 それ以上に驚きだったのが、お店の従業員さん。
 客が来てもクーラーの前でおしゃべりは当たり前。こちらから何か言わないと注文もとってくれないし、メニューも出てきません。
 いざ料理がでてきても、とにかくテーブルに皿を置いていくだけです。
 テーブルに置くところがなくなると、料理皿の上に料理皿を置いていくという状況。
 中国雑技団のような配膳は一見の価値あり?です。
 こちらのお店も笑顔、挨拶は別料金のようです。
セールス
セールス posted by (C)わんわん
バスのなかでサービスです!といって配っていただきました。
そのあと、このような紙も配られてきました。
 もうお分かりかと思いますが、印鑑です。もちろんお分かりかと思いますが、字を彫るのは別料金です。
 分かっていても、若干、疲れてきたわ。
ホテル
ホテル posted by (C)わんわん

テレビ
テレビ posted by (C)わんわん
kokyaku
kokyaku posted by (C)わんわん

◆ホテルの外観は必要以上に立派だが・・・
 ホテルの外観は、唸るほど立派です。
 派手派手な彫刻がしてあったりで、『こんな凄いところに宿泊できるの!』と思ってしまいました。
 部屋も広いしね。

 ・・・が、施設は至って普通。
 トイレはウォッシュレットではないし、(しかし、観光地なんかよりはずっと綺麗です。外の施設は、ティッシュは置いてないのが普通だし、使った後のティッシュは流さずに目の前に設置されたゴミ箱に捨てます。青空トイレのところもあるし・・・。)
 カード鍵なのですが接触が悪く、1回で空けるのは難しいかったな。電気も灯すまでには何度かトライが必要でした。
 顧客満足度アンケートが一応置いてありましたが、本当にそこまでやる気があるのかは疑問です。

◆ガイドさんの話が興味深い
バスで移動中にガイドさんが興味深い話をいろいろしてくれました。
そのなかでも印象に残ったお話をいくつか。

1.一人っ子政策には罰金あり
 中国では人口の抑制のために一人っ子政策がとられています。
子供を2人以上もつのは原則禁止。
 2人目以降には罰金が科せられます。
 一般的に地方部で130万円/人、北京市内では200〜300万円/人の罰金とのこと。
 ガイドさんにも子供が2人居るのですが、出生届は1人しか出していないとのこと。
もう少し稼いで、子供が学校に入るころには罰金を払う予定だそうです。
 北京市内のサラリーマンの平均給与(平均8〜9万円程度)から考えてもお安くないですね。

2.勇気あるものが優先
 観光で道路を横断することも度々あったのですが、中国では横断歩道を渡っていても猛スピードで車が突進してきます。本当に止まる気がないような勢いです。
 中国人の歩行者も慣れたもので、その間を縫うように軽快に道路を渡っていきます。
 日本のように信号だけを信じて渡っていては確実にはねられます。
 ガイドさん曰く、『中国では歩行者優先でも、自動車優先でもありません。勇気のあるものが優先です。』
 ちなみに、交通事故で犠牲になる方は中国全土で年間約10万人とのこと。


3.マネー事情
 北京市内のサラリーマンの平均給与は8〜9万円/月。IT関連が最も高く20万円/月程度。
 物価上昇率は年6%程度、銀行金利は年3%のため貯蓄よりも株などへの投資が盛んということ。
 マンションは高額で5,000万円〜8,000万円ほど。昨年度より北京市内に戸籍がないと市内にマンションは買えないようです。

4.中国人は喧嘩好き?
 とにかく賑やかな印象(この旅行での私の印象ですが)の中国人。
短気な人も確かに多い気がします。
 観光の際、列を作って待つことがあったのですが、順番を抜かした客がおりました。うちのガイドさんが注意をしたのですが、その中国人客が激怒。大喧嘩に・・・。そしてついには殴り合い。
 人間のパワーというか。たくましさを感じることが多い旅となりました。
 (日本人は勝てないな・・・とか思った。)

◆尖閣諸島問題の影響
 尖閣諸島問題勃発の最中に中国に滞在した訳ですが、北京市内はデモなどもなく(他の地方ではデモがあったようですが・・・。)至って平穏でした。
 しかし、念のため、夜間の外出は極力控えてください。というガイドさんからの注意がありました。
 また、帰路の飛行機の出発時間が、何故か2時間も遅れました。
 出国手続きが完了し、飛行機に乗り込みベルトを締めていざ離陸・・・という態勢になってから、『管制塔から、出発の合図がありません。理由を問い合わせても明確な回答を得られない状況です。』というパイロットからの機内アナウンスが幾度か流れ、機内で2時間待ちました。
 これって、ひょっとして嫌がらせ・・・。不明ですが。
 
 まあ、とにかく無事に帰ってこれましたので良しとしましょう。
 今後、中国や韓国に旅行をされるかたは少しお気をつけてください。