フレッシュマンの皆様。
 4月から3ヶ月が経過しましたね。お仕事には慣れたでしょうか。
 まだまだ、いろいろ分からない事だらけで大変でしょうね。
 私のようなおじさんが転勤しただけでもヒーヒー言ってるくらいですからね。
 焦らずゆっくり参りましょう。

 今回は、輝かしい未来がある皆様のために、仕事を任せてもらう技術について勉強することにしましょう。
 ビジネスマンになったからには、自分が望むBIGなプロジェクトなんかを任されたい。
 そんな野心に皆さん満ち溢れていることでしょう。

 その前向きな気持ち。それはとても良いことなので、その思いは継続させて頂きたいと思いますが、若かりしあなたに、いきなりそんな仕事を任せるようなことは、どの会社もしないでしょう。

 会社の命運を賭けたBIGなプロジェクトを任せられるようになるには、やはり『それにふさわしい人間』になる必要があるのです。
 
 では、どのようにすれば、そんな『任してもらえる人』になれるのかをまとめてみました。

◆人間性ではなく、立場を敬え
 
どんな上司でも、部下はそれを受け入れるしかない。
 人間性が豊かだから尊敬する。人間性に乏しいから尊敬しない。と言っていては、社会の秩序を保つのは難しくなる。この社会に生きる人間がとるべき道は、相手の人物像にかかわらず、その人の立場や地位に対して相応の敬意を払うことだ。

 職場には、様々な人間が、存在します。それは上司も同じこと。
 上司はみんな、人格者・・・。それならば苦労はしないのですが、なぜかどんな職場にも、困った名物上司というのは存在するのです。
 上司は選べません。ですので、できるだけ好き嫌いせずに、上司の立場や地位に敬意を払うのが得策なのです。
 どんな上司でも、尊敬できるところを見つける。それもまたプロフェッショナルです。

◆『任される前から行動する人間』になれ
 
課長になる人は、肩書きなどなくても、すでに課長レベルの仕事をやっているものである。
 
 よく言われることですね。現在の自分の肩書きより一つ上のレベルで考えなさいっ。と。
 自分が係長ならば課長。課長ならば部長・・・というように。
 こいつは課長にしても大丈夫だな。と見込まれるには、すでに課長レベルになっていなければいけないのです。
 そのためには、ひとつ上のレベルの仕事だとしても、自らやってみるチャレンジ精神が必要。任される前から行動する人間にならなければいけないのです。
 
◆本気で考えている人の言うことが正しい
 
『営業部長よりも、お前のほうが本気でこの商品のことを考えているのだから、おまえの言うことのほうが正しい。それを部長たちに教えてやればいいんだよ。

 これは、著者が自分の説明に自信が持てなかったときに、先輩から言われた言葉だそうです。
 例えば、自分が開発した商品については、誰よりも本気で考えているはず。部長よりも社長よりも・・・。その商品のことばかり考えている自分の方が、その他、いろんな案件を抱えている部長や社長よりも詳しいのも当たり前。 だから、部長だから、社長だからとビビることは無く、その商品について自信を持って教えてやればいいのだと。
 これは、納得!です。

◆キミはすでに予選に出場している
 
『頼まれごと』は『試されごと』なのだ。
 コピー取りで80点の仕事しかできない人に、次のチャンスはやって来ない。たとえコピー取りであっても120点を取ろうと頑張る人にだけ、チャンスは与えられるのだ。

 今も毎日、仕事を任されている。そして、試されているのだ。コピー取りで手を抜いている人間が、『大きな仕事や目立つ仕事だけを任せてください』というのは、地方予選に出場もせずに、甲子園に出せといっているようなものだ。
 すでに予選は始まっているのに、キミはそれに気づいていない。

 小さな仕事をコツコツ、自分の最大限の力で積み上げていくことが『大きな仕事』を任されるための近道なのですね。

◆『自分で決める』という覚悟を決める
 『部下は選択肢の案を作るのが仕事で、決めるのは上司の仕事だ。』この思い込みは、間違いだった。
 部下は自分で一押しの案を決めるまでが仕事で、言われた通りに判子をつくのが上司の仕事なのだ。

 いくつかの選択肢を用意し、それを上司に選ばせる場合、その選択肢を用意した自分のなかには、『コレで行きたい!』という案は当然持っておく必要があります。
 資料にしても、『これが絶対お勧めですよ!』的なものではなく、『さりげなく上司が選べる』ような提案を行うことがポイントなのです。

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